【日程】
2013年 7月13日
【参加者】
2名
【コースタイム】
入渓7:40~逆川出合8:30~上部草原15:00~バッカイ沢下降開始16:00~荒川本流出合17:20~国道103号17:45
【遡行図】
遡行図1
遡行図2
【山行内容】
前日の夜福島を出発して寝不足での入渓となる。ただ晴天に恵まれ絶好の沢登り日和となる。
下調べしてきたところでは逆川のグレードは2級とのことだが、連日の雨で増水しているようでありグレードは上がっていると感じる。増水している為かへつりが微妙にむずかしい個所が数か所あり、中盤の100メートル程のゴルジュ帯でロープを出す。結局ロープの出番はこの一か所のみで、その他は大きな滝も無く巻いたのはF8のみとなる。
F11は右が支流の滝で残置のハーケンが一枚あり、左が樋状の本流の滝である。右の滝は快適に直登できた為もあり、間違えて右にルートを取ってしまい、横岳を真正面に見たときルートのミスに気付く。ここで40分ほどのタイムロスであろうか。F11に戻ると左の本流へしっかりとした踏み跡がある。
源頭に近づくに従って藪こぎがひどくなり、大きな雪渓も数か所出てくる。この藪こぎは長く約2時間を費やして初めての草原帯にでる。ニッコウキスゲがちらほらとある。今回はバッカイ沢を下降する予定だったので草原帯と笹帯が何回か繰り返す中、西に進路を取る。ここでは逆川の枝沢を下降してしまうことに気を付けたい。
結局、バッカイ沢を下降開始したのは16:00である。この沢は数か所下降に神経を使ったがすべてノーザイルで下降できる沢であった。荒川本流に出合ったのは17:20であり、一安心である。
どの滝も大きな釜をたたえる |
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約100メートル程のゴルジュ帯 |
枝沢の滝が美しい |
天気良好 |
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源頭部の草原 |
草原帯と笹帯を繰り返す |
横岳を望む |