【日程】
2013年 8月24日
【参加者】
5名
【コースタイム】
郡山4:50~滑川温泉下7:00~入渓7:30~大滝沢遡行~登山道13:00~滑川温泉14:30~郡山17:30
【山行内容】
生憎の雨だが出発の準備をしている頃は雨も止む、少し水量が多いのは大滝を見るには好都合でもある。出発前、初沢のY君に気配りのK君があれこれと細かいアドバイスで対応してくれる。
F1は右岸を2段目よりザイルを出す。その脇を飄々とフリーで登る2名のパーティーが少しうらやましいが、沢の遊び心に満足しながら明るい滑床を過ぎれば大滝につく。何度見てもその大きさに出会えた瞬間の感動がある。さらに右岸を大きく高巻き大滝の落ち口に戻る。そこからは連続する滝を楽しむ。トップを行くリーダーは沢慣れしたと見えて、危なげない登りと的確なルート確認をしている。セカンドを行くベテランF君はかつて沢で鍛えた感と身体に沁みついた技量で、後につく新人会員をアドバイス。K君も久々の沢登り、手入れの行き届いた道具も古色に染まる。膝下に結んだビニールテープがなんとも彼らしさを醸し出す。思い入れはそれぞれ違えども、四体を駆使しホールド、スタンスを捜す真剣さは同じである。初参加で釜の泳ぎに挑戦した新人参加者Y君は想定外の出来事であったと思われる。
久しくご無沙汰していた大滝沢も所々記憶が薄れ、滝の様相に改めて見入る場面があった。しばし緊張感で空腹を忘れるが一本立てれば行動食はよく入る。F君持参の特性チャーハンを一匙ご馳走になるが・・・・・
連続する滝が出てきて、右岸より枝沢が出てきたところより沢をつめ登山道に上がる。残念ながら、乾杯のワインは無いが、充実した6時間の遡行は何物にも変えがたいものがあった。
佐藤記
|
F1 |
大滝 目の前の人と比べるとスケールの大きさがわかる |
|
堰堤状の滝 左壁より越える |
|
|
|
|
|