場所 | 蛤山980.7m |
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エリア | 東北 |
日程 | 2017/09/10 〜 2017/09/10 |
事務所 07:00 ~ 蛤山登山口 08:45 ~ 蛤山 10:30 ~ 国体コース ~ 登山口 11:50 ~ 事務所 16:00
9月定例ハイキングは蔵王連峰南端、不忘山の南に位置する蛤山へ9名の参加で。
蛤山の名の由来は、七ヶ宿街道関宿付近から眺めると山頂部がハマグリの貝殻のような形に見えるからだという。山なのになぜ海の生物の名がとみんなで話したが、これで謎が解けたと笑った。
登山口から少し離れた駐車場に車を置き、杉林の林道を30分以上歩くと登山道入り口の標識があり、そこから本格的な登山道となる。
ブナ、ミズナラなどの樹林帯の中は風もなく、ブヨに纏わりつかれながらの登りとなった。途中長い階段のところもあり、歩幅が合わないと短足で肥満形のメンバーは息をあげる。
急な登りが終ると安積山の登山道に似た緩い登りとなり、風に吹かれながらの樹林帯の道は心地よかった。
あまり展望には恵まれない山だが、視界が開けた場所から不忘山を眺めた時には歓声が上がった。
山頂は樹木に囲まれた薄暗いところで、羽山神社が祀られた小さな祠があり前には蛤の貝殻が供えられていた。1014mの三角点は少し離れたところにあった。
山頂でひとときを過ごし、同じ道を戻るのはもったいないと大萱沢に下る国体コースを下りることにした。
思わぬ岩場の急な下りもあったりしたが、ところどころヤマツツジが濃い緑の中に鮮やかだった。
林道に出てからはマムシとの遭遇に山の静寂を破る悲鳴を聞きながら、一番蛇を恐れる臆病者は気がつかずに通り過ぎるというハプニングも。
帰りは柱状節理の名所小原の材木岩を見物し、鮮やかな朱の鳥居のトンネルをくぐって萬蔵稲荷神社に参拝し、小野川温泉で汗を流して帰路についた。