2021年1月 蔵王連峰 仙人沢 刈田岳

場所 蔵王 刈田岳
エリア 東北
日程 2021/01/23 〜 2021/01/23
コースタイム

蔵王ライザスキー場リフト終点9:18~9:41→仙人沢アイスクライミング10:30~12:20→登り返し終了13:00→御田の神避難小屋 13:40~14:00→スキー場センターハウス14:49

コース状況

 今回は仙台の朋友会のお誘いで、仙人沢右又沢でアイスクライミングを体験し、その後刈田岳をピークハントする計画である。

 蔵王ライザスキー場のリフト2本を乗り継いでスキー場のトップにあがる。天気が良く多くの登山者が刈田岳に向けて出発していく。

 我々もわかん、スノーシューを装着して出発する。朋友会の皆さんはトップロープを設置するために先行する。リフト終点から刈田岳へのルートから北(左)にそれてちょっとした樹林帯を抜けると雪原に出る。西には朝日連峰、東には熊野岳から馬の背を経て刈田岳の稜線と眺めは最高である。

 雪原を横切ると沢への降り口の赤旗があり、急斜面をキックステップで下る。H浦さんのスノーシューはかかとが効かないので安全のため脱いでもらう。しばらく下ると小尾根となり、沢の左岸をトラバースしていくと本流の氷瀑が見えてきた。地形図の滝マークと思われるが、高さは20m以上巨大な氷柱の集合体でブルーアイスが美しく非常に見ごたえがある。既に1パーティがクライミング中であるが、バーティカル(垂直な)アイスのため難しそうであった。

 朋友会の皆さんはすぐ下の右支沢の氷瀑をリードし、トップロープを設置していただいた。御厚意に甘えてH山さん、私の順に登らせていただく。私のクランポン、バイルは20年以上前の旧式のものなので、ちゃんと刺さるか心配だったが何とか登り切った。久しぶりのアイスクライミングは面白く、昔日の想いがよみがえった気がした。

 御礼を言って朋友会の皆さんと別れ、往路を登り返す。登り返しは40分かかり、意外と大変で気温も高いため大汗をかいてしまった。

 計画より時間は遅れているものの天気も崩れていないので、午後2時まで行動することで刈田岳を目指す。エコーラインを横切り平坦な樹氷原を歩いていくのは気分が良い。

 御田の神避難小屋まで来たところで小休止し、刈田岳まで届かないことから行動を中止し戻ることにした。それにしても、登山者が多く観光用に利用される刈田リフト脇の切り開きから、ぞくぞくと下山してくる。リフト終点から刈田岳まで標高差300m、目印となる木柱が整備され樹氷&氷瀑鑑賞も合わせると魅力的な初心者用冬山ツアーコースと思われた。

 我々も木柱にそってゲレンデトップまで戻り、ゲレンデ脇を通って駐車場に戻った。

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