場所 | 飯豊連峰北股岳 |
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エリア | 東北 |
日程 | 2023/05/21 〜 2023/05/21 |
倉手山登山口駐車場6:03→温身平7:02~7:12→雪渓末端8:13~8:35→石転び沢出合 9:07→標高1250m 9:53~10:15→梅花皮小屋11:30~12:30→雪渓末端13:16~38→温身平14:31~42→倉手山登山口駐車場15:42
倉手山登山口の駐車場で通行止めのため、スキーと兼用靴をザックに着けて歩き始める。
飯豊山荘までは約3km、さらに温身平まで1.6kmの車道を歩く。除雪はされていたが、落石、落木が多く一カ所で路肩の崩落も見られた。
温身平からの登山道は一部に残雪も見られ、木の枝にスキー板が引っかからないように注意して歩く。鎖のある崩落斜面をトラバースし、高巻きながら枝沢を3本越えると滝沢の手前で雪渓の上に乗ることができた。駐車場から2時間。
トレッキングシューズをデポしてスキー登高開始。今シーズンは積雪が少ないため、沢の中央が凹み一部水流が出ている。水流に落ちれば助からないので、安全のため右岸側の雪の厚い所を進み平坦となってから中央を進む。門内沢を正面に見て巨大な雪渓の上を歩くと、何度も訪れている場所なのにsense of wonderを感じてしまう。
そして、左に回り込むと石転び沢雪渓が標高差1000mの高さで空に向かって続いている。単独の歩行者2名、スノーボード、スキーを担いでいる3名パーティを追い越して、40度はあろうかとう急斜面をジクザクにシールで登っていく。GWに行った針ノ木雪渓のマヤクボ沢よりは急には感じず、梅花皮小屋までシールで登り切れた。風が強く寒いので、小屋の中で休憩する。
滑降は少し北股岳側から滑り込む。全体的にフラットな斜面で快適な滑りである。下部は支沢からのデブリや落石を避けながら滑る。太腿が疲れるので何度か休憩しながら、1時間16分で雪渓末端まで到着した。
トレッキングシューズに履き替えて、登山道を歩くとカタクリなどが咲いている。温身平のブナ林には癒されたが、帰りの車道歩きは長く感じられた。 (Y.T.)