場所 | 南アルプス 光岳 |
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エリア | 甲信越 |
日程 | 2021/07/24 〜 2021/07/24 |
7/24 芝沢ゲート4:03→易老渡4:53~55→面平5:46→2254m三角点7:07→易老岳7:23→三吉(さんきち)平8:00→静高平(水場)8:37→光小屋8:50→光岳9:04~18→光小屋9:37→三吉平10:16→易老岳10:57→面平12:02→易老渡12:44→芝沢ゲート13:30
芝沢ゲート手前の駐車場はかなり広いが、4連休のためか多くの車で一杯である。7月23日は東京オリンピックの開会式だったと思いながら車中泊。
7月24日3時30分起床。身支度を整えヘッドランプを点けて出発する。芝沢ゲートから登山口の易老渡まで遠山川沿いの林道を約5km歩く。道路の補修は終わっており、以前の記録にあるような迂回路はなかった。
易老渡で赤い鉄橋を渡り、杉の植林をジクザクに登っていく。50分程で面平を通過する。南アルプスらしい苔むした倒木と巨木が立ち並らぶ清々しい所である。2254m三角点には易老渡から2時間12分で到着、標高差は1380m程である。一部切れ落ちたヤセ尾根を慎重に通過し、間もなく易老岳に到着する。
稜線の西側を下っていくと三吉平というくぼ地を通過し、枯れた沢状の地形を登る。樹林がなくなり開けてくると日本庭園風の静高平の水場に到着。時期によっては枯れていることもあるそうだが、冷たい水が豊富に流れていて登りの疲れを癒してくれる。
すぐに、センジガ原の木道となり、盛土状となっているのが天然記念物の亀甲状土かと思いながら歩いていくと間もなく立派な県営光小屋に着く。光岳山頂までは15分程なのだが、疲れた足には辛かった。光岳山頂には私を含めて5名だけであった。
光小屋から往路を戻る。センジガ原を過ぎ、イザルガ岳の分岐となる。計画ではイザルガ岳からおととい登った富士山を拝めればと思ったのだが、ガスっているので省略する。
すれ違う人から「もう登ってきたんですか」と声を掛けられる。易老岳からも休まずに下山を続けるが、長い急な下りに辟易する。光小屋から2時間以上歩いて、お腹が空いたので小休止していると熊鈴を付けた年配の男性がヒタヒタとすごいスピードで下って行く。何とか追いつこうとしたが、全く追いつかず易老渡に着いてしまった。
林道は聖岳方面から下山した登山者が多くいて追い抜いていくと、やっと先程の男性に追いつく。駐車場で話を聞くと昨日光小屋でテント泊、今日茶臼岳を往復して来たとのこと。テントを担いであのスピード、世の中にはすごい人がいるものだ。
今度来るときはテントを担いで聖岳から茶臼岳、易老岳と2泊3日で周回してみたいものだ。