場所 | 大日岳 飯豊山 |
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エリア | 東北 |
日程 | 2021/08/01 〜 2021/08/01 |
弥平四郎登山口4:05出発→三国小屋6:14→切合小屋7:02~05→飯豊本山8:17~24→大日岳10:10~40
往路(コースタイム11時間30分、目標6時間30分 実績6時間5分)大日岳10:40→飯豊本山12:22→切合小屋13:44→三国小屋14:46→弥平四郎登山口16:48
復路(コースタイム8時間35分、目標6時間 実績6時間8分)
今まで飯豊山の日帰り登山をしたことは何度かあったが、飯豊連峰の最高峰である大日岳を含めた飯豊の日帰りは初めてで、全長30kmを超えるロングトレイルである。
ヘッドランプを点けて弥平四郎登山口を出発する。夜間行動を想定して岩場など危険個所のない本ルートを選択したが、2回立木に頭をぶつけてしまう。頭上注意である。
天候は雲の厚い高曇りで、疣岩山付近からは飯豊山が望まれる。時折り小雨が降ってくるが、気温が高くないので体力的には助かる。
三国小屋を経て切合小屋に向かい、計画を上回り約3時間で切合小屋に到着する。登山道の脇で給水できるのは、ここだけなので500ml給水しながら3分間休憩する。
切合小屋から草履塚に向かう所で、トレランの若者2人に抜かれる。あまり離されないよう頑張り、10分遅れで飯豊山山頂に着く。山頂は風もあり寒い位であった。
いよいよというか淡々と大日岳に向かう。駒形山から御西小屋周辺は気持ちの良い草原でコバイケイソウ、ニッコウキスゲ、チングルマなどの高山植物がとにかく多く咲きキレイであった。
文平ノ池を下に見ながら歩いていると、ガスが切れ堂々とした山容の大日岳が現れる。しかし、既に足には乳酸が溜まり、休みながらの登高となる。振り返ると1時間半遅く出発したMさんが追走してくるのが見えた。
やっとの思いで大日岳に到着する。数分遅れでMさん、5時間切りとのこと。15分遅れでIさんも到着した。
大日岳は3回目の登頂であるが、今回初めて山頂から飯豊山を望むことができ、感激する。それは、まるで雲の上に浮かぶ島のように見えた。
コースタイムでは往路より復路が3時間短くなっている。しかし、疲労から大日岳から飯豊山まで戻るのは、かなり長く感じた。また、三国岳付近から天候が回復し、気温も上がったため下りにも関わらず体力の消耗が激しかった。
トータルで13時間を切ることが出来て計画どおり実施できたが、身体の痛みや疲労感は想像以上であった。