2021年7月 南沢

場所 甲子山 阿武隈川水系南沢
エリア 関東
日程 2021/07/11 〜 2021/07/11
コースタイム

駐車場8:25→阿武隈川・南沢出合8:45~50→F2 10m滝 9:30~58→ 階段状の斜瀑11:22→30mヒョングリ滝12:10~13:10→二俣(3:1)13:25→甲子山14:30~45→(登山道)→駐車場15:48

コース状況

 県連沢登り講習会ということで、総勢9名が甲子温泉「大黒屋」上の駐車スペースに集合し、内6名が沢登りの装備を整え出発する。
 阿武隈川右岸の林道に入り、国道289号線の橋の下を通って20分程で阿武隈川本流に降り立つ。
 南沢に入ると10分程でさっそく最初の12m滝である。フリーでも登れるが講習会ということでザイルを出す。次の10m滝もザイルを出して右壁から登る。
 滝を登ったところで出発から1時間が経過し小休止。出発時は小雨模様だったが、日が射してきて暖かい。
 2段(6m、15m)滝は、上段15m滝が直瀑で登れず、左岸から巻く。次の太い丸太のある10m滝はザイルを出して右壁を直登する。さらに、階段状の斜瀑10mを水流右から快適に直登する。
 すると8m滝の隣に水量比1:5で左支沢が流れ込んでくる。1427m標高点からの支沢だと推定される。
 出合から3時間20分で南沢のハイライトである30mヒョングリ滝が現れる。下部は傾斜の緩い左壁の草の付いた部分から容易に登り、上部は傾斜が強くなるので慎重に登る。今回は当然だがザイルを出した。
 間もなく水量比3:1の二俣に到着する。午後になり予報どおり小雨が降ってきた。甲子山に突き上げる右俣に入ると滝はなく、ナメが続き、傾斜が強まり最後は濡れたスラブとなる。スラブの左端を登り、さらに僅かな距離の急斜面を灌木頼りに登ると、甲子山山頂にピタリと出ることができた。

ギャラリー
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