2021年7月 杉田川

場所 安達太良山 阿武隈川水系杉田川
エリア 東北
日程 2021/07/04 〜 2021/07/04
コースタイム

駐車場8:07→遠藤ヶ滝8:25→入渓8:45~55→10m滝10:00~10:26→12m滝(ハシゴ)10:45→15m(2条)滝11:10→右支沢11:47→水枯れ12:57→登山道13:38~55

コース状況

 杉田川は「日本百名谷」にも記載されているが、いわゆる癒し系で初心者向きの沢である。
 小雨の降るなか、遠藤ヶ滝不動尊の境内を通り、遊歩道を進む。以外と落差の少ない遠藤ヶ滝の前で記念撮影し、さらに遊歩道を進む。壊れた橋の所から入渓する。
 沢に入るとすぐにナメやナメ滝が現れ、また、樹林が沢床近くまで生えているため緑のトンネルの中を歩いているようである。まさに、癒し系である。
 1時間近く歩いて、やっとF1 7m滝、左壁から容易に登れる。次の10m滝も左壁から登るが、落差があり念のためザイルを出す。
 12m滝も左壁を登るが上部に5段程の鉄バシゴがあり、これを利用して登る。
 左からの支沢を過ぎると15m2条の滝が現れる。傾斜も強くなく、凸凹もあり右壁から水流伝いに快適に登ることができる。
 これを過ぎると沢の両岸が立ってきてがゴルジュという程ではなく、沢通しの遡行は容易である。また、3~4mの滝が連続するが、何れも直登可能である。
 通常は二俣から左岸の尾根に取り付き、登山道に抜けるのだが、メンバーの一人が体調不良を訴えたため、二俣手前の右支沢から登山道に向かうことに計画を変更した。
 右支沢を詰め水が枯れても、ヤブはそれ程濃くはなかった。やがて平坦となり方向を定めて進み、樹木が密になると登山道に出る。今回は時間がかかったが、2年前に遡行した際は二俣から登山道まで標高差160mを20分で登っている。

ギャラリー