場所 | 宝剣岳・木曾駒ヶ岳・伊那前岳 |
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エリア | 甲信越 |
日程 | 2018/08/29 〜 2018/08/31 |
8月29日 郡山~長野県駒ケ根市 西山荘 泊
8月30日 西山荘~石切公園バス停07:10~しらび平08:00~千畳敷08:20~09:10乗越浄土09:15~09:55宝剣岳10:10~11:10中岳~11:40木曾駒ヶ岳12:15~12:50乗越浄土13:00~13:50伊那前 岳14:10~14:30乗越浄土14:40~15:10千畳敷15:30~しらび平~16:30西山荘 泊
8月31日 西山荘08:50~駒ヶ根駅~新宿~東京~15:50郡山
8月30日(木)曇~晴
路線バスでしらび平へ。登山口まで路線バスに乗るのは何十年ぶりになるか。ロープウェイで千畳敷へ上がったが、紅葉の季節前で登山者もそう多くなく乗り継ぎは楽だった。
千畳敷は濃いガスで風もありヤッケを着こんで登り始めた。乗越浄土から宝剣岳へ向かったがガスが濃く、風もあって肌寒いぐらいだった。岩場に不慣れなメンバーは鎖があったとはいえ登りに時間がかかったが、ガスが濃かったことであまり怖さは感じなくて済んだと言っていた。
山頂は視界もなく狭かったので直ぐ下りることにした。急峻な鎖場はロープで安全を確保した。今回同行してくれた40年来の先輩は安全なところまで同行してくれ、初めてだという空木岳へ向かうため宝剣岳へと登り返して行った。
宝剣山荘前を中岳へと向かったが、木曾駒ヶ岳までの尾根道は岩がゴロゴロして一切経の道に似ているような気がした。木曾駒ヶ岳山頂もガスで景色は見えず少し休んだだけで下りることにした。
中岳は登り返さず巻道を通ることにした。巻道は危険ヶ所があり積雪期は通行禁止の注意書きがあった。歩いてみればなるほどと思わせる急峻な岩場を横切る道だったが、ロープを出すほどではなかった。
巻道が終るころ天気は急速に回復し、目の前に宝剣の岩峰、三ノ沢岳が姿を現せた。乗越浄土まで戻ると霧はすっかり消え、時間もあったので伊那前岳まで往復することにした。空木岳への稜線や将棋頭山、南アルプスの山々を眺めながらのなだらかな尾根道は楽しかった。
伊那前岳でゆっくり景色を楽しみ、宝剣岳を正面に眺めながら乗越浄土へ戻り千畳敷へ下りた。登りではガスが濃く気がつかなかったが、ナナカマドの実は既に真っ赤に色づいていた。