1月 家向山

場所 家向山
エリア 東北
日程 2020/01/13 〜 2020/01/13
コースタイム

国道352号線駐車スペース8:35→ 標高1000m付近9:30~9:40 → 巽沢山10:07→標高1230m 10:30~10:40 →家向山12:00~12:40→標高1160m13:30 → 巽沢山13:40→国道352号線駐車スペース駐車場14:22

コース状況

 暖冬のため雪が少なく、田島に来ても全く雪がない。高畑スキー場まで来ても積雪は50cm程、予定を変更して登山道のある尾根から巽沢山へ登ることにする。シール登高する程の積雪がないため、スキーをザックに付けて登る。気温が高く春山登山をしているようで、汗が噴き出す。
 標高1000mを超えた辺りでスキーを履いてシール登高する。巽沢山の三角点を過ぎても、積雪は相変わらず少なく、灌木が多くスキーで滑るには大変そうである。
 また、気温が高いため、シールに雪か付くいわゆるダンゴになり、疲労が蓄積してくる。窓明山への稜線から家向山へ平坦な尾根を進む。私のスキーは20年近く使用した年代もので、ギシギシと異音がしてきたと思ったら、ギャップの下りでディアミールのビンディングが板から外れてしまった。テーピングテープでぐるぐる巻きにするが、スキーでの滑降は不可能となった。
 ともあれ、間もなく家向山のピークに立ち、季節外れの暖かさの中、行動食を食べていると、数百メートル先を黒い動物が弾みながら尾根を越えていった。思わず「クマ、クマ!」と叫んでしまった。余りの暖冬にクマも冬眠ができないようだ。
 一人だけスキーを担いで歩行のため、二人より先に下山を開始する。積雪が少ないため最大で膝下までしか潜らない。間もなくスキー滑降の二人に追い抜かれるが、黙々と下山するのみである。巽沢沢山の手前のコルでスキー滑降組もスキーを担ぐ。巽沢山からは40分程で駐車スペースに到着した。(YT)

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