2月 石見堂岳(途中まで)

場所 石見堂岳
エリア 東北
日程 2020/02/23 〜 2020/02/23
コースタイム

国道112号線大越川橋駐車スペース7:45→ 786m標高点8:35→980.4m三角点峰 9:40~10:05→(悪天候のため引き返す)→大越川橋駐車スペース 11:54

コース状況

 東北中央自動車道を北上するが、米沢、山形と全く雪がない。強い冬型の気圧配置なのだが、気温が高く雨が降っている。それでも月山湖辺りから雪景色となり、大越川橋で路肩の積雪は70cm程度であった。気温は0℃。山の上から風の唸る音がする。悪天候なので、行ける所までということで出発。国道112号線を横切りすぐに尾根に取りつく。ジグを切らなくてもシールで登れる傾斜で登りやすい。Kさんだけがスノーボードを担いでのワカン歩行であり、時折潜って苦しそうである。雪庇のあるヤセ尾根を過ぎると786m標高点である。
 ここから、尾根は西北西に向きを変える。ブナ、ミズナラの林の中を進むが、時折吹雪で視界が遮られる。868m標高点の手前で尾根は南南西に向きを変えるが、分かりにくいので赤布を付ける。尾根の幅が広くなり、スキーでの滑降が楽しみな所である。
 980.4m三角点峰手前で風がまともに当たり地吹雪となる。巨大な雪庇が張り出しており、その下に回り込むと、うそのように風を避けられた。尾根上のブナが強風で揺さぶられているのを眺めながら、今日の行動を中止することにした。下りは新雪の滑りを楽しみながら滑ることができた。Kさんは初山ボードであったが、フラットな所や登り返しでは、外して歩行となり、また、ゲレンデと異なり林間滑降に大変さを感じていたようだった。
 少雪でなければ、3月以降の残雪期に再度登ってみたい山である。

ギャラリー
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