場所 | 一盃山 |
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エリア | 東北 |
日程 | 2024/01/14 〜 2024/01/14 |
柿ノ木登山口10:30 ~ 11:40一盃山11:50 ~ 11:55音の岩
12:10 ~ 13:00柿ノ木登山口
一月とは思えないような陽気に誘われて一盃山に登ってきました。登山口に着くと二台の車がありました。この陽気にしては登る人が少ないなと思いましたが、私たちの登り始める時間が遅かったので、もう下りてしまった人がいるのかも知れません。
支度をして歩き始め、田んぼのなかを抜け杉林に着く頃にはじっとり汗も
かきはじめました。それでもやはり冬らしく、暗い杉林の道には霜柱が立っ
ており、歩を進めるたびにザクザクと小気味よい音がしました。
杉林の初球コース、上級コースの分岐を初級コースをとると、道は明るい雑木林へと続き、あたたかい日射しに上着を一枚脱ぐほどでした。
やがて林道分岐に着くと南側の展望が開け、端正な蓬田岳や宇津峰山など阿武隈南部の山々が、ぼーっと春霞のなかに浮かぶように望まれました。
林道を横切り再び雑木林の登山道に入り、やや急な登りを終えるとなだらかな森のような道となり、まもなく一盃山の標識のある山頂に着きました。残念ながら展望は得られませんが、先に着いていた親子二人連れの方と挨拶をかわし、音の岩へ向かいました。
音の岩は狭いピークですが東側の展望が開け、目の前には日影山、遠くに大滝根山、高柴山、さらに鎌倉岳なども望まれました。
この季節としては風もなく、ほんとうにおだやかな日和の阿武隈の山を、のんびり楽しめた一日でした。 (K.M.)