2024年3月 蓬田岳

場所 蓬田岳
エリア 東北
日程 2024/03/14 〜 2024/03/14
コースタイム

糖塚登山口09:30 ~ 11:30蓬田岳12:00 ~ 12:10ジュピア分岐
~ 13:00ジュピアランド紫陽花園 ~ 13:20鉄塔  ~ 14:30糖塚登山口

コース状況

糖塚登山口から蓬田岳に登ってきた。積雪期はあまりこちらから登る人はいないようだが、登山口には既に車が一台あった。
支度をし小沢に沿った薄暗い杉林を歩き始める。一般コース分岐を過ぎ、左からの下山コース分岐を過ぎると岩登りコースに入る。先の人は下山コースを登ったようで、トレースはここで消え雪は脛あたりまでの深さとなった。
短いが急な登りを繰り返すと雑木林に入り、水場を過ぎると谷間となりさらに積雪量も増えてきた。踏跡はあるが新雪に埋もれて部分的に分かりにくくなっている。雪は膝下あたりまである。木の枝のテープや幹の赤ペンを辿り、やや急となった雑木林の大岩の脇を登り、斜面をトラバースして支尾根に出る。
この辺は雪の少ないときは凍って滑り易く、何年前になるか冬に登ってスリップし、膝頭をしこたま打ちつけ目から火花をバチバチさせて登ったところだ。
痩せた尾根の岩場を過ぎ尾根コースと交わり、さらに下りコース分岐へと着くと、高齢の単独の人がいた。ここまでくると山頂はまもなくである。
山頂で先の人と話すと下山コースを3時間かけて登って来たという。山頂は風もなく穏かだったが、霞がかって景色はいまいちだった。
くだりはせっかくだからとジュピアランドへは下らず、何年か前に手入れされたらしい東への尾根を辿ることにした。
分岐を過ぎると大岩があり、裂けたような隙間を過ぎると笹の繁った尾根道となり、ところどころ岩が露出していた。道は作業道のような広さとなり、ピンクのテープで通行止めとされているところから、左の雑木林へ入り薄雪で滑りそうなやや急斜面の雑木林を、テープを目印に幹にしがみつくように下ると杉林に入り紫陽花園へと出た。
ジュピアランドを横切り、送電線の下を糖塚登山口へ戻ったが、東面の雪は解けていたが西斜面にはまだ残っていた。けっこうなアップダウンのあるこのコースを、糖塚登山口へ着いた時にはやや長丁場でくたびれたが、充実した山行だった。               (K,M)

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