2020年12月 冬ばれの阿武隈の山ハイキング

場所 蝦夷嶽・羽山
エリア 東北
日程 2020/12/24 〜 2020/12/24
コースタイム

自宅 07:20 ~08:20 取上峠 08:30 ~ 09:20 蝦夷嶽 09:30 ~ 10:20 羽山 10:30 ~ 10:45 取上峠 ~ 11:20 笹平 11:30 ~ 11:50 取上峠 11:55 ~ 12:40 自宅

コース状況

蝦夷嶽という山名に惹かれて登ってみた。取上峠の登山道は、昔は車も通れるほどの林道だったようだが、入り口はトラロープでふさがれていた。
しばらくは舗装された道だったが、使われなくなってずいぶん経つのか路面のコンクリートの劣化が激しく、大きく割れていたりえぐられたりしており、そこに枯葉が積もっていて凸凹が分からず、足をとられて歩きにくい。舗装が終ると地道となったが、やはり車の轍が残っているのか落葉に埋もれ、ズボッとはまってよろけ、ひとり苦笑いなども。
羽山分岐を過ぎると平坦な道となったが、尾根の東側に続いているため展望はない。背丈の高い篠竹や雑木の枝で東側の展望も良くない。
以前は福島空港CCで、現在は福島中央発電所のメガソーラーとなっている前の道路に出るまで、三ヶ所背丈を超える篠竹の藪漕ぎがあった。道路に出ると西側の展望も開けてくる。
舗装された道を、メガソーラー入り口を過ぎると直ぐ大山祇神社の鳥居があり、くぐって山頂に向かった。
山頂には山之神の碑と祠、黄金に彩られたタヌキの置物があり、思いがけないお出迎えに笑ってしまったが、狭い山頂は雑木で覆われ展望は良くない。山頂下の広場からは、須賀川盆地、福島空港を挟んで北は安達太良、吾妻から磐梯山、安積山、那須連山まで、白雪を冠った山並みが一望できた。
来た道を戻ったが、藪漕ぎのとき落としてしまった地図を探しに戻ったりのハプニングも。分岐から羽山へは10分ぐらいで、やはり山乃神の石碑と祠があり、設置されたベンチからの展望は申し分なかった。
例年ならクリスマス寒波で一段と寒さが厳しい時期だが、クリスマスイブの今日は無風快晴。歳をとり体力も衰え、それでも山を諦めきれない哀れな男への、イエスキリストと山の神のせめてものプレゼントか。
取上峠へ戻り東山へと向かったが、笹平を山頂と間違えるお粗末な結末ののんびりハイキングだった。

ギャラリー
印刷用画面を開く