2021年11月 奥久慈男体山

場所 奥久慈男体山
エリア 関東
日程 2021/11/21 〜 2021/11/21
コースタイム

滝倉トンネル登山口9:26→大円地分岐9:54→男体山10:45~11:00→白木山分岐11:48→第2展望台13:10→鍋転山(422m)13:22→月居トンネル分岐13:38→月居山13:56~14:05→登山口14:36→袋田第二駐車場15:00

コース状況

長福寺登山口から男体山へ経て大円地登山口に下山する周回パーティ5名と別れて、滝倉トンネルに向かう。一度道を間違えたが、滝倉トンネル手前の駐車スペースに車をデポする。車は周回パーティに回収してもらい袋田第二駐車場で合流する予定である。
男体山健脚コースの看板のある滝倉トンネルから緩やかな尾根を登っていくと、平坦となり樹間から男体山の岩壁が望まれる。30分程で大円地分岐を通過し、急登となる手前で一本とる。
ここから、急登の岩場となり鎖場が連続する。男体山は火山角礫岩であり、日本列島が未だ形成されていない約1500万年前に海底火山からの噴出物が固まったものである(ウィキペディアより)。凸凹が多いので登りであれば難しくはない。
急登を終え東屋を右に折れるとすぐに山頂に到着する。休憩していると長福寺からの周回コースパーティがちょうど到着し、一同で記念撮影。ここから月居山を経て袋田の滝まで5.7kmの縦走となる。南側が崖となっているため、展望が良く天気次第では富士山も見えるそうである。
山頂を後にして緩やかなアップダウンを繰り返していくと白木山分岐に到着する。地形図にはない登山道が右から合わさり十字路となっている。ここを左折すると急な下りとなる。稜線の東側をトラバースして稜線に戻る。ここから第2展望台までが長く感じる所であった。
第2展望台からは目的地である袋田温泉方面が望まれ、もう少しだと勇気づけられる。鍋転山からは月居山との鞍部まで標高差130mを下る。下りきると月居トンネル分岐となり、ここから車道にエスケープすることも可能である。
下りの後には登りが待っていて、月居山へは標高差100mの登り返しとなる。ゆっくり登っていくと頂上の手前が紅葉の美しいところで、Tさんは一眼レフカメラを取り出し写真に収めていた。
月居山の山頂は広場となっていて、月居城跡の石碑がある。小春日和でポカポカと暖かく休憩するにはちょうど良い気候である。
月居山から下ると月居観音堂があり鐘を一つ撞いてから下山する。下山路は3方向に分かれていたが、登り返しのない観音堂の左側を行くルートを選んだ。
杉林の中を下ると途中で袋田の滝が少し見えるポイントがあった。登山口から下ると土産屋の駐車場であり、コロナ禍が小康状態となっているため多くの観光客が訪れていた。(Y.T.)
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11月ハイキング例会は奥久慈男体山で行われました。
予定では男体山から月居山までの縦走でしたが、参加者が13名と多く、
体力に合わせ縦走コース8名、長福登山口から大円地への周回コース5名に分かれての例会となりました。
周回コースは長福登山口まで送ってもらいました。
鳥居のある登山口からは、樹林帯のなかの登りで何ヶ所かロープが施されているところもありましたが、健脚コースの鎖場の連続する急登を思うと嘘のように歩きやすい道でした。
紅葉は少し遅いかなと思いましたが、イタヤカエデやミズナラ、ブナ、シロモジなど赤や黄色の彩と、ふり返れば、樹間には低山ながら意外とどっしりした山容の長福山が望まれました。
山頂で縦走コースのメンバーと落ち合い記念写真を撮ったあと、縦走メンバーを見送り山頂に祀られている奥久慈神社奥宮に参拝し、のんびりと景色を楽しみ大円地へと下りました。
大円地越までは一部尾根が細く両側が切れ落ちているところや、樹林の中の急なところもあり、落ち葉の下に隠れている岩片などで足を滑らせないよう十分慎重に下りました。
下りでも所どころ見事な紅葉に見入り、写真を撮るなどの盛りの紅葉を楽しんだハイキングでした。(M.K)

ギャラリー
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