場所 | 安達太良山 |
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エリア | 東北 |
日程 | 2021/12/18 〜 2021/12/18 |
奥岳登山口8:45→小休止9:23~33→馬車道分岐9:49~56→峰の辻分岐10:25→くろがね小屋11:00~12:26→峰の辻分岐12:55→馬車道分岐13:12→奥岳登山口14:00
年末2泊3日の山行に向けて、歩荷訓練を実施した。バーベルのプレート12.5kgと水5ℓを含めてザックの重さは28kgとなった。奥岳登山口に着くと、予想どおりの悪天であり単独行の方が先行するのみであった。
積雪は以外と少なく、5cm程度。登山計画書をポストに入れ砂利道を登っていくが、同行のSさんは通常の日帰り装備のためじりじりと遅れてしまう。
登りは距離の短い旧登山道をいつものように選択するが、訓練のためでもある。重荷のため、勢至平に登る途中で小休止し、馬車道との分岐でも休ませてもらう。
勢至平は吹雪いて向かい風が吹き、気温も-12℃と低くゴーグルとネックウォーマーで風を防ぎながら歩く。峰の辻との分岐を過ぎると、雪が増え冬山らしい景色となった。くろがね小屋には2時間15分で到着する。4月に単独で来た際の倍の時間がかかった。
今回の山行目的の一つはくろがね小屋の温泉である。近々立て替えるとの話もあり、もう一度、あの風呂を味わいたいと思い立ったわけだ。入浴料500円と冬期暖房料300円を支払い、貸し切り状態で白濁した湯を堪能する。風呂から上がり小屋番の方に話を聞くと、令和4年3月までは現状のまま営業を続けるという。また、土日の宿泊はほぼ満員の状態であり、今日も悪天候の中10名以上が登ってくるそうだ。それにしても、石炭ストーブの脇で暖まりながら、みかんを食べていると快適で1時間半近く長居してしまった。
再び吹雪の中に出て下山にかかる。くろがね小屋で水5ℓを捨てたので、ザックの重さは23kg弱と軽くなった。同行のSさんが重荷を体験したいというので、峰の辻分岐から馬車道の途中まで背負ってもらう。全身にかなりの負荷を感じるとの感想であった。
途中でくろがね小屋泊まりの団体とすれ違う。道の脇にピタッと避けて譲って頂き、恐縮しながら通過する。
帰りは馬車道を下る。雪が少なくなり石がゴロゴロするため、注意しながら歩くと50分弱で奥岳登山口に到着した。