場所 | 吾妻連峰 西大顚 |
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エリア | 東北 |
日程 | 2022/02/20 〜 2022/02/20 |
除雪最終地点7:15→早稲沢登山口8:02→1375m峰(標高点)10:04→1598m標高点付近11:30→標高1770m付近 12:15~35→早稲沢登山口14:40→除雪最終地点14:50
ワカサギ釣りで賑わう檜原湖を過ぎ、吾妻川沿いの民家が除雪の最終地点となる。標高は約900mである。新雪は50cm程あり、スキーを履いてラッセルしながら林道を進む。気温が高くマイナス5℃もないため、すぐに汗をかきアウターを脱いでザックにしまいこんだ。
吾妻川の橋を渡ると早稲沢登山口(標高約1000m)でトイレの建物も深い雪に埋もれている。ここを訪れるのは昨年6月の清掃登山以来である。さらに林道を200m程進み、北側の尾根に取り付く。傾斜30°の急斜面をジグザクに登る。傾斜が急なため、かなりのアルバイトとなる。傾斜が緩み尾根上に出ると、左からのトレースに合流する。登山者かと思いきやカモシカによるものであった。
尾根上の樹木を避けながら登ると、1375m峰(標高点)に着く。二つ玉低気圧が通過し天気は悪化するはずだが、予想に反して青空が広がった。北寄りの尾根から鞍部に下り、暫くは平坦な地形を進む。
幅の広い尾根というより斜面をほぼ真東に進み沢状の地形を右(南)に確認しながら登ると明瞭なピークのない1598m標高点付近に着く。さらに45分ラッセルを頑張るが出発から5時間が経過し、風雪も強まってきたことから標高1770mで中止とする。
滑降に入ると気温が高めの割には、雪質が良く快適な林間滑降を楽しむ。1375m峰(標高点)へは登り返さずに南斜面をトラバース気味に下る。傾斜の強い部分を過ぎ、大早稲沢山を正面に見ながら小休止する。支尾根を滑り急な斜面を沢に滑り込みトラバースすると登りのトレースの近くに合流した。途中で林道下の斜面にカモシカ1頭を見かける。登山中に見かけたトレースや糞の主だろうか。林道は比較的良く滑り、早稲沢登山口から10分で駐車地点に到着した。(Y.T.)