場所 | 三森山・五社山 |
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エリア | 東北 |
日程 | 2022/02/27 〜 2022/02/27 |
千軒平溜池林道分岐08:40 ~ 09:10分岐(沢渡渉)~ 09:40分岐~ 10:15三森山10:50 ~ 12:00千軒平溜池林道分岐(昼食)12:50~ 13:45五社山上の登山口14:00 ~ 14:20五社山14:30 ~ 14:40~ 登山口14:45
2月定例ハイクは、会としてまだあまり登られていないかつ積雪の少ない山域をということで、阿武隈山域の三森山と五社山へ行ってきました。
仁井田川に沿った林道を、千軒平溜池の林道分岐に着くと溜池に沿った林道入口は鎖で閉鎖されていました。
駐車スペースに車を置き溜池に沿った林道を歩いていくと、溜池の日陰になる部分はまだ水面は凍結していました。溜池を回り込むと三森山への標柱と小さな祠があり、さらに溜池に沿った林道を歩くと、雑木林の樹間には凍った水面が太陽光を反射してとても綺麗でした。まもなく玉山鉱山・三森山への標柱が現れ、そこで沢を渡りました。この辺は春になるとニリンソウが綺麗なところだそうです。
沢を渡ると、杉や松の多いうす暗い尾根のやや急な道となりましたが、登りきると山腹を捲くように雑木林の道となり、小さな谷を回り込むように登って行くと、渓谷入口駐車場へのT字路の分岐に着きました。周りは背の高い篠竹で覆われていました。
ここから三森山への登りとなりますが、松や広葉樹の枯葉が積もった雑木林の明るい尾根で、気持ちの良い所で一本だけ幹に白いきのこがびっしり生えた木もありました。登るに従い阿武隈特有の馬酔木林も現れ、トンネルのようになっているところもありました。ただ倒木がけっこうあり跨いだりくぐったりしなければなりませんでした。
二つほど小さなピークを越えると、北面には残雪が残っていて滑りやすいところもあり、不覚にも転倒してしまいました。やがて小さな岩場が出現し、ロープのある急な登りが終ると間もなく山頂でした。
背の高い馬酔木に囲まれた山頂は、三角点標石、山頂標柱がありましたが狭く展望はあまりよくありませんでした。ただ東に面したところには月山大神の石板があり、広野火力発電所や太平洋の大海原が望めました。
下りは猫啼山分岐を周回する予定でしたが、谷筋には残雪が凍っていることも考えられ、往路を下ることにしました。
車まで戻るとKさんが用意してくれた豚汁をごちそうになり、五社山へ向かいました。
五社山の上の登り口に着くと、三森山では想像もしなかった暴風が吹き荒れ寒く、ここもやはり周回予定でしたが、管理道路を往復するだけにしました。舗装された道路には2,3センチの残雪がありましたが20分で山頂へ。展望台からは白い広野火力発電所と青い海が綺麗でした。南にはさっき登って来た三森山も眺められました。