場所 | 博士山 |
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エリア | 東北 |
日程 | 2023/01/15 〜 2023/01/15 |
琵琶首下平駐車ポイント8:20→1150m林道9:55→1476m標高点11:05→山頂11:25~滑降開始11:50→尾根ピストン→1198m以下、北側沢コース→下平駐車ポイント14:00
美しいブナの森を滑れると想像し博士山へ入る。琵琶首からのコースで一週間前の記録では雪も充分、多少のラッセルも覚悟したが直近一週間の天気が雪は降らず、気温も高かった為か想像以上に雪は締まり登高するのには非常に楽だった。駐車ポイントから農道を進み、正面の尾根に中央の沢から取り付く。最初の868mまではいきなり急登が続く。そこからは傾斜は緩み、スキー板も沈まないせいか予定よりもいいペースで標高を上げる。1150mの林道を過ぎると美しいと聞いていたブナの森に入っていく。気温も少し下がり雪面もより固く感じるようになる。まさかこれが後の滑りに大きく影響するとは全く想像していなかった。順調に登高し、山頂へは11時半前に到着。戻りの稜線は滑りには向かない傾斜だったが、とりあえずシールは剥がして滑りと横歩きで登ってきた尾根の滑降ポイントまで戻る。今回の目的だった快適なブナの森のツリーランが出来るかと思いきや、今回の雪質は非常に滑りにくい。いわゆるモナカ雪というやつで、ターンでエッジが立つと引っ掛かって転倒してしまう。状態を見ながらスピードを殺してゆっくりと板を操作し下っていく。林道上のブナの森を抜けるうちはとても思い通りには滑れず、ある意味ゆっくりとブナの森を堪能することとなった。林道からは登った尾根北側の沢を滑る。標高が下がったおかげか雪が多少柔らかくなりある程度自由にターンする事が出来るようになる。200mくらいは滑りを楽しめたかと思う。登ってきた尾根に向かって沢の左岸から巻いて合流するルートだったが、下部は支流から水が流れており、途中板を抜いで渡らなければいけないポイントや雪崩た跡を越えたりと快適な区間はあまり多くは無かった。とりあえず無事に尾根を回り込んで農道ルートに合流。14時には駐車ポイントへ戻ってきた。帰りは西山温泉で疲れを癒して帰った。