場所 | 西大顚、西吾妻山 |
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エリア | 東北 |
日程 | 2023/03/11 〜 2023/03/11 |
グランデコスキー場ゴンドラ終点8:47→ゲレンデトップ9:06→標高1847m 9:46~56→西大顚山頂10:20~33→滑降終了10:36~45→西吾妻山山頂 11:15~46→標高1536m 12:21~26→中ノ沢のスノーブリッジ12:52→スキー場センターハウス12:58
グランデコスキー場ゴンドラ終点は標高1390mあり、西大顚山頂まで約600mの登高である。天候も良く多くの登山者が西大顚山頂を目指していた。ゲレンデから樹林に入りほぼ夏道どおりに登る。出発から1時間程で標高1800mを越えると、針葉樹林も小型化し見晴らしも良くなる。頂上手前の小ピークは急斜面なのでジグを切って越えると白い尾根となり、西大顚山頂に至る。
シールを外し中ノ沢に滑り込む。僅か3分であったが気持ちの良い滑降であった。鞍部でシールを着け西吾妻山の山頂に向かう。樹氷は今週気温の高い日が続いたため、ほとんどが落ちている。
西吾妻山は広く平坦であり、どこが山頂かは明確ではないがビニールテープの巻いてある木があり、そこを山頂としているようである。それにしても天元台スキー場からの登山者も多く賑やかな所である。
昼食を済ませ二十日平コースの滑降に入る。最初だけ開けた斜面であったが、すぐに樹間が狭く落ちた樹氷で凸凹した雪面となる。滑りやすい斜面を探して滑るが、針葉樹林に視界を遮られ、ルートファインディングはGPS頼みである。樹林が大きくなると樹間も開いてきて、所々で快適な滑降となる。
標高1600mを切ると緩斜面となりスキーが滑らないので小休止してワックスを塗り直す。二十日平に下りる斜面になると針葉樹林帯からブナなどの広葉樹林帯となり快適な滑りを楽しんだ。
二十日平は思っていたより良くスキー板が滑り、南西に伸びる尾根に入る。スノーブリッジで中ノ沢を渡り、スキーを外して急斜面を登ると間もなくスキー場のゲレンデに出た。
過去に何度か訪れたルートだが、今回は天候、雪質などの条件も良く短い時間で無事山行を終えることができた。(Y.T.)