2024年4月 窓ノ倉山

場所 窓ノ倉山
エリア 東北
日程 2024/04/11 〜 2024/04/11
コースタイム

笹ノ峠09:15 ~ 09:45窓ノ倉山09:55 ~ 10:10笹ノ峠

コース状況

霊山から古霊山を経て窓ノ倉山までの縦走をと考えたのは三年前。以来なかなか機会がなかったが、4月6日仲間二人に付き合ってもらい実行することができた。ただ現地の状況を良く調べもせず立てた計画は、笑われてしまうぐらいお粗末で、結果笹ノ峠で下りることになってしまい、仲間には申し訳ないことをしてしまった。
帰り道、窓ノ倉山はもういいかと話したりしたが、なんだか中途半端感がぬぐえず、あらためて窓ノ倉山に登ることにした。ただ今回は、アプローチの関係で宮城県の丸森町から入ることにした。
丸森町平場の、地元の方に道路状況を尋ねたらけっこう整備されているとのことだったので、入れるところまで入り歩くつもりだった。途中倒木で塞がれていたところもあったが、どけたら通れたので車を置ける場所をと探しながら走らせたら、ちょうどよいY字路に着きそこに車を置くことにした。
整備はされているとはいっても荒れていて、軽の四駆だったから来られたようなものである。
車から降り周囲を眺めるとなんか見覚えがあるような気がする。5日前に来たばかりである。地図を確認すると、なんと笹ノ峠まで来てしまっていた。それにしても宮城県側と福島県側の違いは何なのだろう。宮城県側は車も通れる林道。福島県側は林道の痕跡は数メートルぐらいで後は直ぐ深い笹薮。6日に下ったときは、下の林道に出るまで大変な藪漕ぎを強いられた。
支度をして窓ノ倉山の登りにかかった。取り付きは胸高の笹薮、しかしそれはすぐ終わり明るい雑木林に。まもなく急な登りとなり微かな踏跡を辿ったが枯葉が積もり滑り易い。おまけにこの辺は風が強いのか、けっこうな太さの、赤松の枯れ枝が散乱していてどけながら登った。
急登が終り山頂の一角に入るとすぐ、コンクリート杭があったがこれは境界杭らしく、イノシシが掘り荒らした道を進むと三角点と山頂標識があった。
雑木林の枝越しに古霊山が見える。山頂と古霊山を写真に収め峠へと戻った。
今回の山行は峠からの往復は1キロにも満たず時間も1時間弱。その為のアプローチの距離は、家から往復約220キロ時間は約5時間。
なんだかなーと思える山行だったが、それはそれとして、私にとってはやり残した宿題をやり終えたときのような思いのする山行だった。(K,M)

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